roombaの日記

読書・非線形科学・プログラミング・アート・etc...

2015年6月に読んだ本まとめ

はじめに

5月に読んだ本をまとめたばかりですが、引き続き6月に読んだ本たちです。roomba.hatenablog.com


今回は、「小説(海外)・小説(国内)・ゆるいエッセイ・昆虫/植物・ノンフィクション」に分類しました。各本について、タイトル・リンク・読書メーターに書いた感想(一部追加・修正あり)の順に記します。↓↓↓

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2015年5月に読んだ本まとめ

はじめに

お久しぶりです。もはや5月だけでなく6月も終わりましたが、5・6月をまとめると40冊以上になってしまうので、とりあえず5月に読んだ本だけをまとめることにします。
最近本を読むばかりでブログ等にアウトプットをしておらず、孔子さんに「即ち罔し」と言われてしまいそうです。

今回は、「小説(海外)・小説(国内)・ゆるいエッセイ・その他(笑える句集・新書・芸術・科学等)」に分類しました。各本について、タイトル・リンク・読書メーターに書いた感想(一部追加・修正あり)の順に記します。↓↓↓

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2015年4月に読んだ本まとめ

はじめに

先月読んだ本のまとめです。
感想は読み終えた直後に「読書メーター」に記すことにしているので、以下の感想は基本的にそこからのコピペ(ですます調ではありません)です。が、こちらではジャンル・著者ごとに整理したうえで、一部の感想に手を加えたりしています。

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ドローンが作れないので輪ゴムでヘリコプターを作る

はじめに

デイリーポータルZの記事で、最近はやりのドローンを自作しようと試みていました。なんだか楽しそうです。portal.nifty.com
これに触発されてドローンをつくりたいなと思ったのですが、お金もかかるし飛ばせる気もしないので、少々(かなり)妥協することにしました。輪ゴムヘリコプターです。

輪ゴムヘリコプターとは、文字通り輪ゴムの力で飛ぶ小さなヘリコプターです。
小さいころに下のような飛行機を作った*1ことがあったのですが、それと同じ方法でプロペラを回します。

袋入りライトプレーン A級ペガサス (中級者向) LP-04

袋入りライトプレーン A級ペガサス (中級者向) LP-04

寸法等は全部フィーリングで決めたので根拠はないですが、一応飛びました。作り方を紹介します。

*1:竹ひごをロウソクで炙って曲げたり、雁皮紙を翼にはったりするやつ。懐かしいなあ。

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ハコベのうぶ毛に潜む規則性

はじめに

春が来ました。様々な植物が花を咲かせており、その生命力に驚かされます。ということで、雑草の本を読んでから花見ついでに野に出てみることにしました。

以下の本ではカラー写真付きで様々な雑草の豆知識が得られるので、これを読んでから地面を眺めると、今まで無視していた雑草たちが個性を主張してくるような気分になり親近感がわきます。良く見てみると沢山の雑草が生えているのですが、大人になるにつれて気にも留めなくなってしまうものですね。

雑草のはなし―見つけ方、たのしみ方 (中公新書)

雑草のはなし―見つけ方、たのしみ方 (中公新書)

以下では、「ハコベ」という雑草に注目し、その茎に生えるうぶ毛の方向の規則性について述べていきます。この規則性は本で読んだのではなく少しだけの観察から見出したものなので、あまり鵜呑みにはしないでくださいね。

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2015年3月に読んだ本まとめ

はじめに

久しぶりの更新になりました。
書きたいことは沢山あるのですが、春の陽気にホンワカパッパされた頭でろくでもないことばかり考えていたので更新が止まっていました。ろくでもないこととは、「あるみかんのうえにあるみかんのうえに…(n個続く)…あるみかん」という文章から解釈し得るアルミ缶と蜜柑の配置の総数(nに依存)とか、人工衛星からシダの芽みたいに太陽光パネルが出てきたら笑えるなーとか、そういうことです。

そんな中でも本だけは結構読んでいたので、3月に読んだ本を先月に引き続き紹介してみます。今月は時間があったので多め(23冊)です。

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ざまあ見ろ、旅に出てやったぜ

突然ですが、都会に飽きたので一人旅に出ました。

時間だけはある暇人なので、国内旅行をする際は基本的に青春18きっぷを使うことにしています。おしりが圧迫されますが、移り変わる景色を眺めながら読書をするのもなかなか良いものなのです。


で、今回も鈍行で東京を脱出したのですが、東京から出る度になんだか「ざまあ見ろ」という気持ちになるのです。別に誰かに恨みがあるわけでもないし、どこがどう「ざまあ見ろ」なのか全くわからないけれど、とにかくせいせいするわけです。この傾向は、どうやら電車の一人旅のときに強くあらわれるように思われます。


そんなことを旅ごとに感じていたのですが、村上春樹の『辺境・近境』という旅行記にも似たような気持ちが書かれていることを最近になって知りました。無人島に来た村上春樹は、以下のような気分になります。

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