【Timeline JS】夏目漱石の小説をインタラクティブな年表にまとめてみた
昨日の記事でTimeline JSを利用して年表を作る方法を紹介したので、早速使ってみることにしました。
Wikipediaに載っている夏目漱石の小説を「中・長編」「短篇・小品」に分類し、時系列順に並べます。それぞれの小説についてWikipediaの紹介文を引用し、青空文庫へのリンクを貼ってみました。
(↓昨日の記事)
ブログやWebサイトに年表を貼り付ける”Timeline JS”がすごい! - roombaの日記
年表は以下のようになります。
上段が中・長編、中段が短篇・小品となっており、右に行くほど時間が進みます。
Wikipediaや青空文庫へのリンクを開く場合、新しいタブ/ウィンドウで開くのがオススメです。
(引用方法が不適当ならご教示下さい…)
調整した点
データを入力するSpreadsheetへの記入時にいくつかポイントがありました。
- 年表は初出年月日に基づいているが、年月は分かるけれど何日か分からない場合にはA列に9/1905とすればよい(1905年9月1日と表示される)。
- Text欄(D列)にはHTMLが使用できるため、brタグで改行したりqタグで引用したりaタグでリンクしたりした。
- J列にshortまたはlongというタグを入力することで、中・長編と短篇・小品を別の段で表示した。
また、http://timeline.knightlab.com/における手順3でMore Optionsが指定できるのですが、そこでは以下のようにしました。
- LanguageをJapaneseにした。(→日付が日本語になる程度?)
- Adjust the default calculated zoom levelに1, 2, などと入力し、時間軸の幅を調整した(最終的に0とした)。
終わりに
とりあえずTimiline JSを使おうということで年表を作ったのですが、Wikipediaで日付だけを眺めるよりも執筆ペースの違いが可視化されてわかりやすいように思いました。デビュー直後と歳をとってからではペースが結構違いますね。
今回は普通の年表でしたが、そのうち「年表付き書評」という新ジャンル? の記事を書ければいいなと考えているところです。