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roombaの日記

読書・非線形科学・プログラミング・アート・etc...

2015年2月に読んだ本まとめ

はじめに

「読書記録を習慣化したい」というのがブログを始めたきっかけの1つでした。とはいえいきなり長文レビューを書くはきついので、2月に読んだ本を列挙し、それぞれに少しずつメモを残してみます。先月読んだ本は「当たり」が多めだったこともあり、今月以降も続けるかは気分次第です。

他のブログ記事で紹介されていたのをきっかけに手に取った本もいくつかあるのですが、ブログの書評をもとに本を選べば結構外さないものだな~と思いました。


数学

素数の音楽 (新潮文庫)

素数の音楽 (新潮文庫)

素数の音楽』:
こちらの記事↓で「超おすすめ」されていたので読んでみました。

もともと「フェルマーの最終定理」に代表されるサイモン・シンの著書が大好きで、彼の著書以上の数学系ノンフィクションにはもう出会えないだろうと絶望しかけていたのですが、この本もまったく負けていないです。素数やばい。数学者は素数の背後にそんな美しい世界を見ていたのか…と衝撃を受けました。もっと前に読んでいたら数学の授業にもう少し身が入ったのに……

音楽

音楽に関しては素人なのですが、音楽は自動生成できるのかという問題に興味を持ち始めました。

音律と音階の科学―ドレミ…はどのようにして生まれたか (ブルーバックス)

音律と音階の科学―ドレミ…はどのようにして生まれたか (ブルーバックス)

『音律と音階の科学』:
ブルーバックスということもあって理系的内容です。ドレミ…がどう定義されているかということや和音の不協和度の計算など、そうだったのか!と思わされることがいくつもありました。結構難しめのところもあったのですが、音楽生成に興味を抱いたのはこの本がきっかけだったりします。

音楽の基礎 (岩波新書)

音楽の基礎 (岩波新書)

『音楽の基礎』:
基本的な記号の意味に始まり、リズム・旋律・音程・和声・対位法・形式など幅広い知識が得られます。シンプルな楽譜なら何とか読めるぐらいの私でしたが、簡単すぎることも難しすぎることもなくちょうど良いレベルでした。理系的な話題が出てくるわけではないものの、なんとなく理系の人にも向いている本のような…? 著者は作曲家で、音楽生成についての示唆も得られてワクワクしました。

西洋音楽史―「クラシック」の黄昏 (中公新書)

西洋音楽史―「クラシック」の黄昏 (中公新書)

西洋音楽史』:
この本はこちらの記事↓をみて知りました。

「まえがき」「あとがき」から著者の強い意気込みが感じられます。「専門分野の加速度的な細分化に対する強い苛立ち」を抱いていた著者は「門外漢に理解できないような『歴史』に、いったい何ほどの意味があるのだろうか」と考え、「一般読者が音楽史の大きな流れを理解できるような本」を執筆することを決意しました。「『事実』に『意味』を与えるのは、結局のところ『私』の主観意外ではありえない」という信念のもとで、単に事実が列挙されたものではない、ストーリー・流れを理解できる本とすることを目指したようです。これは十分に達成されており、1冊読むだけでおおまかな流れが理解できる本になっていると思います。

美術

現実逃避のために美術系の本もいくつか読みました。

西洋美術史入門 (ちくまプリマー新書)

西洋美術史入門 (ちくまプリマー新書)

西洋美術史入門』:
さきほどと同じくこちら↓の記事で知りました。
あらゆる教養を学びたいあなたへ贈るおすすめの本12冊 - マトリョーシカ的日常
歴史にも美術にも疎い私でも読める、非常にわかりやすい本です。

現代アート、超入門! (集英社新書 484F)

現代アート、超入門! (集英社新書 484F)

現代アート、超入門!』:
こちら↓の記事で知りました。

現代アートをみたときの様々な「???」に対して、具体的な作品を通してわかりやすく解説してくれる本です。現代美術館に行った際によく分からなかったから本書を読んでみたのですが、これからは定期的に行ってみようという気になりました。

「なぜ?」から始める現代アート (NHK出版新書)

「なぜ?」から始める現代アート (NHK出版新書)

『「なぜ?」から始める現代アート』:
これは、うーん……身体性などいくつか興味深いところはあったのですが、文章が個人的に苦手(頭に入ってこない)でした。ごめんなさい。

パリの美術館で美を学ぶ ルーブルから南仏まで (光文社新書)

パリの美術館で美を学ぶ ルーブルから南仏まで (光文社新書)

『パリの美術館で美を学ぶ ルーブルから南仏まで』:
布施さんの著書は『構図がわかれば絵画がわかる』『色彩がわかれば絵画がわかる』と読んできたので、こちらも買ってみました。美術館巡りのエッセイでもあり、知識が得られる本でもあります。セザンヌの絵ってそう見るといいのか、ということが分かりました。163-164ページを読むとツッコミを入れたくなります。

村上春樹

以前の記事↓に書いたように、ハルキアレルギーを克服しました。

エッセイx2↓ おもしろい。

辺境・近境 (新潮文庫)

辺境・近境 (新潮文庫)

雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行 (新潮文庫)

雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行 (新潮文庫)

短篇↓
パン屋再襲撃 (文春文庫)

パン屋再襲撃 (文春文庫)

パン屋再襲撃』:
良い。普通に分かりやすくて感動的な小説より、こういう謎めいた感じの小説が好みです。

その他小説

坑夫 (新潮文庫)

坑夫 (新潮文庫)

『坑夫』:
夏目漱石は『草枕』とか『三四郎』あたりが好きだったので、下の記事でつくった年表を睨んだ結果、両者の間にある&薄い『坑夫』を読んでみました。
【Timeline JS】夏目漱石の小説をインタラクティブな年表にまとめてみた - roombaの日記
安さんの言葉が印象的です。

旅のラゴス (新潮文庫)

旅のラゴス (新潮文庫)

『旅のラゴス』:
普通に良かったのですが、もっと分かりにくい小説が好きです。

笑うな (新潮文庫)

笑うな (新潮文庫)

『笑うな』:
星新一的なショートショート。すきま時間に。

おわりに

だんだん適当になった気がします…
特に良かった本についてはそのうち別記事を書いてみたいです。