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roombaの日記

読書・非線形科学・プログラミング・アート・etc...

国旗には何色がよく使われているのか? - Pythonで色相の頻度分布を調べてみる

可視化 プログラミング 雑記 アート

概要

Wikipediaを見ると206カ国の国旗が掲載されていますが、国旗にはどのような色が使われる傾向にあるのでしょうか。
ぱっと見では原色系の派手な色が多いような…?
国旗の一覧 - Wikipedia

実際はどうなのか、画像処理によって調べてみました。
具体的には、

ということを行います。

目次:

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『シーシュポスの神話』『偶然の音楽』ほか - 2016年3月に読んだ本まとめ

読書

はじめに

「涼風の一過、汗の蒸発、……それと共に消え去る筋肉の存在。……しかし、筋肉はこのときもっとも本質的な働らきをし、人々の信じているあいまいな相対的な存在感覚の世界を、その見えない逞しい歯列で噛み砕き、何ら対象の要らない、一つの透明無比な力の純粋感覚に変えるのである。もはやそこには筋肉すら存在せず、私は透明な光りのような、力の感覚の只中にいた。」


三島由紀夫太陽と鉄 (中公文庫)

2016年3月に読んだ19冊です。
今月は「海外文学」「評論・エッセイ」「理系っぽい本」の3つに分けて紹介します。いつもと比べて評論が充実していました。

各本について、タイトル・リンク・読書メーターに書いた感想(一部追加・修正あり・非ですます調)の順に記します。気に入った文の引用も。↓↓↓

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『嘔吐』『重力とは何か』『夜間飛行』ほか - 2016年2月に読んだ本まとめ

読書

はじめに

2016年2月に読んだ17冊です。

今月は海外文学、理系っぽい本、エッセイ・日本文学の3区分に分けて紹介します。
ベストは『嘔吐』。印象が強すぎてしばらく他の小説が頭に入ってこず、理系っぽい本を適当に読んでいました。

各本について、タイトル・リンク・読書メーターに書いた感想(一部追加・修正あり・非ですます調)の順に記します。気に入った文の引用も。↓↓↓

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客の来店する時間間隔が指数分布になる直感的な理由と、分布の導出方法

数学

はじめに

何らかのイベントがランダムに発生する(ポアソン過程という)とき、その発生間隔は「指数分布」という確率分布に従うことが知られています。

例えば、1分あたりに2人の客が来る店においては、来客の時間間隔が平均1/2 [分]の指数分布に従います。

でもどうしてそんな分布になるのでしょうか?
数式をほとんど使わず、ゆるふわな説明によって直感的に理解してみましょう。

後半ではもう少し真面目になり、発生間隔が厳密に指数分布になることを示します。
実は、「ランダムなイベントの発生はポアソン過程と呼ばれ、その発生頻度はポアソン分布に従う」ことを知らずとも、「イベントの発生の仕方が時間的に一様である」という条件だけから指数分布が導けてしまうのです!

統計の教科書にもあまり書かれていないことが多いので、ここに紹介します。

  • はじめに
  • ゆるふわな説明
    • 指数分布とはなにか
    • なぜイベントの発生間隔が指数分布っぽくなるのか
      • 単調減少になるはず
      • 指数分布っぽくなるはず
    • ゆるふわな説明のまとめ
  • 真面目な説明
    • 無記憶性を持つなら指数分布である
      • もとになる事実と無記憶性の条件
      • 数式による表現
      • 極限をとり、微分方程式を導出
      • 微分方程式を解き、指数分布を得る
  • まとめ・おわりに
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名曲の楽譜データをMusicXML形式で入手し、プログラムで可視化する方法

プログラミング 音楽 アート 可視化

はじめに

様々な曲の楽譜をデータとして扱えたら楽しそうだと思いませんか?
かといって手動で入力するのも大変です。どこかでダウンロードできると嬉しい…

調べてみたところ、クラシック音楽の楽譜データの多くがCC Zeroライセンスで公開されていることが分かりました。この記事では、

  • 好きな曲の楽譜データを検索・ダウンロードする方法
  • 楽譜データのファイル形式・解析方法
  • Pythonを使って楽譜データをプログラム中の配列として取り込む方法
  • 取り込んだ楽譜データをグラフで可視化する方法

を紹介しています。

目次

  • はじめに
  • MusicXMLファイルのダウンロード
  • MusicXMLファイルの展開
    • 拡張子を.mxlから.zipに変更
    • 解凍
    • 確認
  • MusicXMLの内容
    • どこが重要か
    • パートリスト
    • パート
      • 1. <measure number="1" width="***">:小節
      • 2. <attributes>:調・拍子・音符の最小長さを規定
      • 3. <note>:音符や休符
      • 3. <backup>:時間の巻き戻し
  • Pythonプログラムで扱う方法
  • 今後の活用
  • 資料・関連記事

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『デイヴィッド・コパフィールド』『大栗先生の超弦理論入門』ほか - 2016年1月に読んだ本まとめ

読書

はじめに

2016年1月に読んだ22冊です。

新たな試みとして、自動でこの記事の骨格を生成してみました。詳しくは今度書きますが、読書メーターのデータをもとにタイトル・感想・amazonへのリンク(今までは一つ一つ検索していた)などを並べるプログラムを用います。生成後にはちゃんと手動で感想を加筆・修正したり、ジャンルごとに分類したり、引用文を貼り付けたり、ランキングを考えたりしています。

今月は海外文学、理系っぽい本、古典・その他に分類しました。海外文学多めです。

以下では、各本について、タイトル・リンク・読書メーターに書いた感想(一部追加・修正あり・非ですます調)の順に記します。気に入った文の引用も。↓↓↓

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ブラウザからインタラクティブにコードを実行できる"IPython Notebook"の練習用ノートを作ってみた

プログラミング

前置き

Googleのディープラーニング無料講座がちょっと話題になっていました。
Udacityという無料オンライン学習サイトで公開されているのですが、Udacityの講座を受講して楽しんだ経験があるので、ディープラーニングもはじめてみたところです。

GoogleとUDACITY、「TensorFlow」で学ぶディープラーニング講座を開設 - ITmedia ニュース
Deep Learning | Udacity


で、本題ですが、この講座(Pythonを使います)では課題が"IPython Notebook"というものによって出題されているのです。

IPython Notebookは、Webページのようにブラウザ上で読むことができるノート的なもので、ノート上でPythonのコードがインタラクティブに実行できるすごい奴です。

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すごいなーと思ったのと、ディープラーニング講座以前にここでつまずく訳には行かないという理由から、練習用ノートブックを作って公開してみることにしてみました。

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