概要 先日の記事では深層学習用の自作PCを構築する方法について書きました。 これからは主にTensorFlowを用いてさまざまなモデルを実装していこうと考えています。roomba.hatenablog.comまずは基本的なソフトマックス回帰(他クラスのロジスティクス回帰)を…
概要 趣味でディープラーニングを行うために自作PCを組んでみました。 自作のメリットとしては、 組み合わせの自由度が高く、ディープラーニング向けの構成を実現できる 必要十分な構成が可能なため、無駄がなく安い 部品の選定を通してハードウェアに関する…
概要 Wikipediaを見ると206カ国の国旗が掲載されていますが、国旗にはどのような色が使われる傾向にあるのでしょうか。 ぱっと見では原色系の派手な色が多いような…? 国旗の一覧 - Wikipedia実際はどうなのか、画像処理によって調べてみました。 具体的には…
はじめに 「涼風の一過、汗の蒸発、……それと共に消え去る筋肉の存在。……しかし、筋肉はこのときもっとも本質的な働らきをし、人々の信じているあいまいな相対的な存在感覚の世界を、その見えない逞しい歯列で噛み砕き、何ら対象の要らない、一つの透明無比な…
はじめに 2016年2月に読んだ17冊です。今月は海外文学、理系っぽい本、エッセイ・日本文学の3区分に分けて紹介します。 ベストは『嘔吐』。印象が強すぎてしばらく他の小説が頭に入ってこず、理系っぽい本を適当に読んでいました。各本について、タイトル・…
はじめに 何らかのイベントがランダムに発生する(ポアソン過程という)とき、その発生間隔は「指数分布」という確率分布に従うことが知られています。例えば、1分あたりに2人の客が来る店においては、来客の時間間隔が平均1/2 [分]の指数分布に従います。で…
はじめに 様々な曲の楽譜をデータとして扱えたら楽しそうだと思いませんか? かといって手動で入力するのも大変です。どこかでダウンロードできると嬉しい…調べてみたところ、クラシック音楽の楽譜データの多くがCC Zeroライセンスで公開されていることが分…
はじめに 2016年1月に読んだ22冊です。新たな試みとして、自動でこの記事の骨格を生成してみました。詳しくは今度書きますが、読書メーターのデータをもとにタイトル・感想・amazonへのリンク(今までは一つ一つ検索していた)などを並べるプログラムを用いま…
前置き Googleのディープラーニング無料講座がちょっと話題になっていました。 Udacityという無料オンライン学習サイトで公開されているのですが、Udacityの講座を受講して楽しんだ経験があるので、ディープラーニングもはじめてみたところです。GoogleとUDA…
経緯 靴ひもが長すぎて困っていました。 地面に接触するのですぐにほどけるし、トイレ等の床に触れたひもを触るのは不潔感があります。 切って短くすればいいのですが、先端部をどう処理するのだろうか?…と思って調べていたところ、こんな商品を発見しまし…
はじめに 2015年12月に読んだ28冊です。2015年のランキングを記事にしただけで満足し、12月に読んだ全冊のまとめを忘れるところでした。 夏目漱石の長編のなかで唯一未読だった『明暗』がベストです。 roomba.hatenablog.com 以下では今月読んだ本を「文学(…
はじめに 2015年は結構多くの本(現時点で二百十数冊 221冊・63471ページ)を読んだみたいです。小説もノンフィクションも同じぐらい読むのですが、まとめて順位付けするのは難しいので、以下の4区分それぞれにベスト10を選出しました。興味のある分野だけで…
普通にコピペすると…? 青空文庫には夏目漱石のように著作権の切れた作家の文章が多数掲載されており、ブログに引用する際にはコピペができるので便利です。しかしながら、普通にコピペをするとちょっと不都合が生じます。 夏目漱石 自転車日記から、以下のよ…
目次 はじめに 各月の読書記録一覧(過去記事) 今年の読書データ各種(12/19時点) ジャンル別冊数 月別冊数 作家別冊数ランキング 今年読んだ小説 海外文学 日本文学 今年読んだノンフィクション(理系) 数学・物理学 音楽の科学 昆虫・植物 工学 生命科学…
はじめに 11月に読んだ20冊を記しておきます。今月は何といっても『カラマーゾフの兄弟』! 絶対に一度は読むべきだと思います。 以下では今月読んだ本を「小説(海外)」「小説(国内)」「理系っぽい本」「教養・その他」の4つに分類しました。各本につい…
目次 はじめに 読書メーターのスクレイピング 概要 Pythonによる実装 実装上のポイント ソースコード 結果 D3.jsによるグラフの描画 概要 実装 結果 クリスマス・キャロル(新潮文庫) 二百十日・野分 (新潮文庫) 桜の森の満開の下 (講談社文芸文庫) 雪国 (新…
目次 はじめに STLの概要 STLとは? STLにおける形状の表現 STLファイルの中身 実践:地理院地図3DにおけるSTL 地理院地図3DからSTLファイルをダウンロードする STLファイルの形状を確かめてみる。 地理院地図3DのSTLファイルをのぞいてみる 応用:STLファイ…
はじめに 10月に読んだ16冊を記しておきます。いつもより小説が少なめで、理系っぽい本と教養のために読んだ本が多めです。 以下では今月読んだ本を「小説」「教養」「理系っぽい本」の3つに分類しました。いつもは小説を海外と国内にわけていますが、今月は…
はじめに 先日、『数学で生命の謎を解く』という本を読みました。この本の第4章「花の中にみつかるフィボナッチ」には、植物の葉・ヒマワリの種子・パイナップルの模様がフィボナッチ数列*1と深く関わっていることが説明されています。「花の中のフィボナッ…
目次 はじめに 前提知識 この記事の目的 木構造的な可視化 同様の例 方法 結果 結果(全体版) 結果(拡大版) Tから始まる分 Cから始まる分 Aから始まる分 Gから始まる分 わかること おわりに はじめに 前提知識 われわれの体はタンパク質で出来ており、タ…
はじめに 隈研吾氏の著作「小さな建築」を読みました。くま氏は新国立競技場仕切り直しコンペに参加を予定している*1建築家で、木材を使うなど「和」をイメージしたデザインが特徴的だそうです。小さな建築 (岩波新書)作者: 隈研吾出版社/メーカー: 岩波書店…
この記事では、ハンバーガーとの対比により、カントール集合というフラクタルの一種を理解することを目指します。パンの塊に対して「ある簡単な操作」を無限回繰り返してゆくと、無限枚のパンが含まれるにもかかわらずパンの割合が0%という奇妙なハンバーガ…
今週のお題「人生に影響を与えた1冊」 はじめに 9月に読んだ19冊を記しておきます。涼しくなったおかげで結構読めました。なかでも『ドン・キホーテ』は名作です。あのドストエフスキーが 「人間の魂の最も深い、最も不思議な一面が、人の心の洞察者である偉…
はじめに しばらくブログから遠ざかってしまいました。もう9月も終わりに近づいていますが、8月に読んだ18冊を記しておきます。roomba.hatenablog.com 今月は「理系っぽい本」「小説(海外)」「小説(国内)」「その他(エッセイ・新書等)」の4つに分類し…
はじめに 東京オリンピックのエンブレムについて一悶着あったようですね。詳しいことは知りませんが、エンブレムの面積を計算している方がいて人生楽しそうだなと感じました。【数学】東京オリンピックエンブレムの面積を求めるtogetter.comこの姿勢を見習い…
はじめに 毎月恒例の記事です。7月は12冊(kindle版含む)読んだみたいです。2015年6月に読んだ本まとめ - roombaの日記roomba.hatenablog.com 今月は少なめなので、「小説・音楽・その他」の3つに分類しました。各本について、タイトル・リンク・読書メータ…
謎の遺跡 ある遺跡を考えます。唯一の入口からその遺跡の中に入ると2つの扉があり、扉にはそれぞれ「・」「ー」という2種類の文字が書いてあります。 試しに「・」と書かれた扉を開き、隣の部屋に移動すると、またもや「・」「ー」と書かれた2つの扉がありま…
はじめに ケプラー予想に関する本を先日読みました。ケプラー予想とは、ザックリと言えば「球を最も効率よく詰め込む方法は、果物屋がオレンジを積む方法*1と同じ」という予想です。ちょっとオレンジを積んでみれば誰でも思い付くような配置なので、予想自体…
はじめに 自分用の英語学習アプリケーションをつくってみたいな、と考えることがあります。そのためには任意の英単語の日本語訳を取得できることが必要なので、今回はそれを実現してみることにしてみました。Glosbeというオンライン辞書のAPIを利用し、プロ…
はじめに 最近読書にはまっていて、過去記事が「2015年X月に読んだ本まとめ*1」ばかりになっています。が、今回は読んだ本のまとめではなく、読書に関するデータの分析を記事にしてみることにしました。 *1:2015年6月に読んだ本まとめ - roombaの日記roomba.…